ドライミストでエコ冷房、節電、ヒートアイランド対策

ドライミストの効果と環境への影響

 

 

ドライミストは装置周辺の気温を2℃~3℃下げることができ、必要なエネルギー消費は家庭用のエアコンの約20分の1と言われています。この為、使用する電気などのエネルギー消費量を大幅に減らすことができるので、二酸化炭素の発生を抑制することが可能となり、地球の温暖化を軽減することができます。

 

 

また従来のエアコンディーショナーは、室内や建物内の暖かい空気を外に排出する人口排熱の問題の元となりますが、ドライミストはそういった排熱を一切しないので、人口排熱による温度上昇を抑える事ができます。

 

 

特に都心部で起こり問題になっているヒートアイランド現象を防止する意味でも、都市の緑化と並んで効果的な方法として注目されています。このように温暖化の傾向にある環境への影響を考えた場合、ドライミストは省エネやクリーンエアの観点からも国や地方自治体からも支持を受け、東京都のように補助金を設ける自治体まで現れています。

 

 

ドライミストシステムが公共施設やイベント会場などだけでなく、広く一般家庭にまで普及すれば、それこそ理想的な省エネ・環境対策となる可能性があるわけですが、そこまでの普及と実用化にはまだ少し時間を要するかも知れません。