ドライミストでエコ冷房、節電、ヒートアイランド対策

ドライミストの設置例

 

 

ドライミストは試験的に各種の公共施設やイベント会場などに設置され、その効果を試すと同時に人々からの意見を集めています。

 

 

公共施設やイベント会場におけるドライミストの実際の設置例としては、東京都が地方自治体として初めて補助金を設け、秋葉原クロスフィールドや六本木ヒルズ、新丸ビルなどに設置されています。

 

 

また2007年の8月に国内最高気温を更新した熊谷市では、2008年6月からドライミストの自動運転を開始し、JR熊谷駅正面口や南口、ティアラ口などに設置しています。

 

 

そしてその他にも名古屋大学東山キャンパスや鶴舞キャンパス、名古屋駅前ミッドランドスクエアやサンクンガーデン、オアシス21に設置されている他、愛・地球博で使用されたものが愛知県の安城産業文化公園デンパークと豊田市駅前に移設されています。

 

 

さらに海外でもシンガポールの空港や市内各所、フランス国鉄マルセイユ駅の天井部にも類似したシステムが設置されています。

 

それに加えて最近では一般家庭用のドライミストシステムも市場に出始め、普及が拡大の傾向にあります。しかしポンプを含めたシステム全体のコストと冷却効果を考えた場合、一般家庭に広く普及するのは時期尚早と言えるかもしれません。